理事長挨拶

『新年のご挨拶』(令和8年度)

一般社団法人 日本映像制作・販売倫理機構  西村忠治


新年明けましておめでとうございます。

会員の皆様には令和8年の新春を清々しくお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、制販倫の業務各般にわたり暖かいご支援とご協力を賜りましたことに篤く御礼申し上げます。

さて、ロシアによるウクライナへの武力侵攻は3年を超え、欧米による和平協議でも進展が見られず長期化の様相を呈しています。また、シリア内戦やガザ地区における報復連鎖など中東情勢は混迷を極め、国際情勢は一層の不安定さを増しております。

他方、国内においては、台湾情勢をはじめ我が国を取り巻く安全保障環境が一段と緊迫を加えている中、少子化に伴う労働力の減少も進行しはじめているところであり、国民生活への影響は厳しさを増幅させております。


こうした中で、業界を巡っては、AV新法が施行されて3年半が経過しましたが、法の一部改正については、具体的な動きもないまま見送られております。新法の中心柱である「人権尊重」の理念からすると、未だ業界全体に十分に浸透しているとは言えない状況にあり、やむを得ない面があろうかと推察する次第です。


このような状況を踏まえますと、これまで以上に自主規制に真摯な取組みを続けていくとともに、出演関係者の「個人の尊厳」を重んじていくことが業界の発展のために重要であると考えます。


制販倫といたしましては、これまで同様、独立性と第三者性を堅持した中立的な信頼される審査団体として、さらなる自主規制に努め、適正かつ公正な審査を通して業界の健全な発展に寄与して参る所存です。

会員の皆様には、引き続き制販倫並びに業界の発展のためにご理解とご協力を賜りますとともに、会員相互間の親睦をより一層深めて参りたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

むすびに、今年が会員の皆様にとりまして一層の発展の年となりますよう祈念いたしまして新年のご挨拶といたします。